清志郎、本当に惜しい人が亡くなった。

今日はイベントに行きながらずっと復活祭のライブアルバムをしんみり聞いていた。あの前向きな歌が聴けなくなってしまったのが哀しい。

しかも偶然今日はユニコーンのライブに行ったら開演前に清志郎の曲が流れて涙が出た。曲が一曲一曲、終わる度に拍手が巻き起こりみんな一様に惜しんでいるのが伝わってきて、私も拍手していた。


私が清志郎を知ったのは高校の若い倫理の先生が原発問題について話すときの参考資料としてRCサクセイションのときの忌野清志郎さんが原発を非難した歌を歌ってレコード会社が販売停止した事件の話をしていた。そのときから反骨精神のあるロッカーなんだって、なんとなく覚えていて原発の話の印象は残っていた。今思うと先生はもしかしたらちょうどRCの世代だったのかもしれない。


その授業のときはアルバム名とか覚えていなかったけど数年前のジョンレノンスーパーライブで清志郎さんがイマジンの日本語カバーを歌ってた。多分私が生で清志郎さんの歌聴いたのはそれが最初で最後だった。
そのイマジンがとても印象に残っていて、レコード店で探して『COVERS』に入っているのを見つけ買っていた。
訃報を聞いてニュースの中に『COVERS』のことが触れなれていてそれでやっと私が高校のときことを思いだしたのだ。


いつか生で単独ライブに行きたいなって思いながらまだまだ元気だしってもたもたしていたら喉頭がんで入院されるニュースが入り、その後復活祭で元気な姿を見せていたけど無理されてなければいいなって心配していた矢先に再発のニュース。哀しい心配が現実のものとなってしまった。


自分の好きなアーティストが亡くなるなんて思っていなかった。
今でもCDを聞いているとまだまだ、元気でがんばってるって感じがするのにもう二度と生で清志郎さんの歌が聞けないなんて。